タスク管理の「優先順位」づけに迷ったら実行記録を先に済ませる

タスクシュート時間術

「原理」などについて考えずとも「タスクシュート」は使っていればその方針が頭に入っていくという意味で画期的だと思っています。

その「原理」を言葉で説明するのは少しよけいな話にも思います。

でもこのブログではそういうところも記事にしていこうと考えています。

タスクシュートの大事な原理の1つが

  • ムダな時間の使い方などというものはない

との認識です。難しい話ではありません。

タスクシュートユーザーにはこの意味はとてもよくわかると思います。

ムダと分かっている時間の使い方なら、切り捨てるのは簡単です。ムダとは思えないことをやめるから「時間が空く」のです。

時間やタスク管理において「優先順位の高いことから実行する」のが大事だと説かれます。

それはまったくその通りでしょう。

ただし、目の間のリストに書かれているタスクの優先順位が、すべて最高でマックスで10段階の10だったらどうしましょう

10段階では大ざっぱすぎるからそうなるというのであれば、100段階にしてみましょう。しかしやはりすべてのタスクが100段階の100で、わずかに100段階の99のタスクもあるという程度だったらどうしますか?

その場合、99のタスクはすべて後回しにするしかありません。そのうえ、100段階の100のタスクもいくらかは後回しにしなければなりません。

これが難しいから時間管理は難しく感じるのです。

タスクシュートはこの難しい課題を最初から回避します。なんでもいいからまずやってみます。現実にはそうするしかないからです。頭の理想と現実がぶつかって矛盾するなら、頭の中のほうがまちがっているはずなのです。

ただし、何をしたかの記録は残すようにします。

どれを優先すべきか?と考えるから分からなくなるわけです。

どれを優先したのか?と考え、それを「現実の答え」とみなしましょう。