今現在より先の時間の使い方を「計画する」とふつうは言います。
しかし「一寸先は闇」の言葉どおり、私たちは近未来すら予知する能力はもっていません。
だからわずか1時間後の行動であっても「計画しておいてその通りに動く」のは難しいのです。
そこで計画の代わりにシミュレーションをします。
シミュレーションしてみると「できるかムリそうか」が分かる
これは私の夕食から寝るまでの最後のセクションです。
タスクシュートでは「時間帯」を「セクション」と呼びます。
こんなわずかの行動についての「シミュレーション」であっても大事です。
寝るまでにこのすべてがやれるのかどうか、そのうえで22時30分前には寝られそうかが分かるからです。
現在やっている「タスク」の後に3つの行動を経て夕食に至り、その後に寝るとなると就寝時刻が21:53になります。
これは計画ではなくてシミュレーションです。
この「計算結果」から、たとえばいますぐやるのはブログを書くことであって、夕食準備ではないし、ナイター中継を観るわけにもいかないと、無理なくしかも即座に判断できるのです。
このような判断力がおおむね正しく働けば、時間管理はうまくいきます。
このへんの細かな話を岡野純さんがコミカライズしてくださいました。